
兼六園に行くなら、どの入口から入ればいいのだろう——そう思って調べていると、「桂坂口」という名前が必ず出てきます。
桂坂口は、7つある兼六園の入口の中で最も多くの観光客が利用する入口です。
バスでも車でもアクセスしやすく、入口を抜けた瞬間に兼六園を代表する景観が目の前に広がります。「兼六園といえばこの景色」というイメージそのままの光景を、入園してすぐに見ることができるのが、桂坂口の最大の魅力です。
このサイトは、40代で石川県に移住した運営者が好奇心で何度も歩いて確かめた金沢、石川の観光ガイドです。
桂坂口は兼六園でもっともアクセスしやすい入口です。しかし、入口さえわかれば当日は何も困らない、と思っていると少し痛い目を見るかもしれません。
この記事では、桂坂口へのアクセス・入口からの見どころなど、桂坂口に関するすべての情報を詳しく解説します。
はじめて兼六園を訪れる方も、久しぶりに訪れる方も、ぜひ旅行前にご一読ください。
この記事を読み終えると、以下のことが理解できます。
- 桂坂口が兼六園の7つある入口の中でもっとも利用者が多い理由
- 桂坂口の場所と、バス・車・徒歩それぞれのアクセス方法
- 入口を抜けてすぐに見られるスポット
- 桂坂口を起点にした時計回りの散策ルートの流れと所要時間の目安
- 桂坂口が混雑していた場合の対応について
桂坂口とはどんな入口?

桂坂口は、兼六園の南西側に位置する入口です。兼六園には7つの入口がありますが、その中でも桂坂口はもっとも利用者が多く、観光バスや路線バスのバス停、公共の駐車場からも近いため、多くの観光客にとって「兼六園の玄関口」となっています。
入口周辺は整備されており、案内板や看板も充実しているため、はじめて訪れる方でも迷うことなくたどり着けます。チケット売り場も入口のすぐそばにあり、スムーズに入園できます。
桂坂口のもうひとつの大きな特徴は、入口を抜けた瞬間に兼六園の代表的な景観が目に飛び込んでくることです。徽軫灯籠(ことじとうろう)や霞ヶ池(かすみがいけ)、唐崎松(からさきのまつ)といった、兼六園を象徴するスポットへのアクセスが非常に良く、「とにかく兼六園らしい景色をまず見たい」という方には最適な入口です。
桂坂口へのアクセス
バスでお越しの方
金沢駅からバスを利用する場合は、城下まち金沢周遊バス(左回りルート)または路線バスに乗り、「兼六園下・金沢城」バス停で下車してください。バス停から桂坂口まではすぐ目の前で、徒歩1〜2分ほどです。※注意:階段と坂あります
金沢駅からのバスの所要時間は約20分が目安です。周遊バスは観光スポットを効率よく回る路線で、初めて金沢を訪れる方にも使いやすい交通手段です。東口にはバス停がたくさんありますが、周遊バスは7番乗り場で乗るだけなので簡単です。
※バスは左回り、右回りとありますが、どちらのバスも兼六園に着きます。なので、右回りに乗ったとしても10分ぐらい時間をロスするぐらいなので、良い思い出になります(笑)
車でお越しの方
車でお越しの場合は、兼六駐車場(兼六園観光駐車場)が最寄りの駐車場です。桂坂口まで徒歩約5分とアクセスが便利です。
兼六駐車場は480台と収容台数が多く、普通車・大型バスともに対応しています。ただし、桜の季節や大型連休中は満車になることもありますので、時間に余裕をもってお越しください。
徒歩でお越しの方
金沢城公園から兼六園へ歩いてアクセスする場合も、桂坂口が最も近い入口のひとつです。金沢城公園の石川門を出て、石川橋を渡ればすぐ目の前に桂坂口が見えてきます。金沢城と兼六園をセットで観光する方には、とても使いやすいルートです。
入口を入るとすぐ見えるもの
桂坂口から入園してすぐの場所には、兼六園を代表する景観が広がっています。ほかの入口とは異なり、入った瞬間から「兼六園に来た」という実感を強く味わえるのが、この入口の醍醐味です。
徽軫灯籠(ことじとうろう)

兼六園の中でもっとも有名なシンボルといえる石灯籠です。2本の脚の長さが異なる独特の形が特徴で、霞ヶ池のほとりに静かにたたずむ姿は、数多くの写真や絵はがきにも使われてきました。桂坂口から入ると、この徽軫灯籠と霞ヶ池の組み合わせが目の前に広がり、多くの方がここで立ち止まって写真を撮ります。
霞ヶ池(かすみがいけ)

兼六園の中央に位置する、園内で最も大きな池です。面積は約6,000平方メートルにおよび、四季折々の景色を水面に映し出します。春には桜、夏には青もみじ、秋には紅葉、冬には雪景色と、訪れるたびに違う表情を見せてくれます。池の周辺をゆっくり歩くだけでも、兼六園の美しさを十分に堪能できます。
唐崎松(からさきのまつ)

霞ヶ池のほとりに枝を大きく広げる黒松で、兼六園で最も枝ぶりが見事な松といわれています。13代藩主・前田斉泰(まえだなりやす)が、近江八景のひとつ「唐崎の松」から種を取り寄せて育てたと伝えられています。冬になると雪の重みから枝を守るために「雪吊り」が施され、兼六園の冬の風物詩として親しまれています。
桂坂口からの散策ルート
兼六園の公式サイトでは、園内を時計回りで散策するルートを推奨しています。桂坂口はその時計回りルートの起点として最適な入口です。
桂坂口から入ると、まず霞ヶ池・徽軫灯籠エリアへと自然に足が向きます。そのまま池の周辺を道沿いに歩いていくと、雁行橋があり、山崎山に向かって小立野口へ着きます。
そのまま、梅林の方へ向かって瓢池を目指すと所要時間は、ゆったり回った場合で1時間30分〜2時間が目安です。
写真を撮りながらのんびり歩く場合や、時雨亭(しぐれてい)でお抹茶を一服する場合は、もう少し時間に余裕をみておくとよいでしょう。
こんな方におすすめ
桂坂口は、次のような方に特におすすめの入口です。
はじめて兼六園を訪れる方
迷わずたどり着けて、入った瞬間から兼六園の代表的な景観に出会えます。「まず兼六園らしい景色を見たい」という方には最適です。
定番スポットを効率よく回りたい方
徽軫灯籠・霞ヶ池・唐崎松といった定番スポットがすぐそばにあり、時計回りルートの起点としても最適です。
春の桜を楽しみたい方
桜の季節は入口周辺から園内まで桜に包まれ、特に美しい景観が広がります。
金沢城と合わせて観光したい方
石川門から石川橋を渡ってすぐの距離にあり、金沢城と兼六園をセットで観光するルートにぴったりです。
注意

ただし、桂坂口は兼六園の中でもっとも利用者が多い入口であることも覚えておいてください。
観光バスの駐車場から近いため、団体の観光客が一度に大勢入園してくることがあります。
また、石川橋を渡ってすぐの場所にあることから、金沢城公園を観光し終えた方がそのまま流れ込んでくるルートにもなっています。
桜や紅葉のシーズン、大型連休、そして兼六園でイベントが開催される日には、入口付近から徽軫灯籠・霞ヶ池周辺にかけて特に混雑が激しくなり、人気スポットでの写真撮影に順番待ちが発生することもあります。
「混雑は苦手」「人の少ない落ち着いた雰囲気で散策したい」という方には、桂坂口のすぐ近くにある桜ヶ岡口(徒歩約1分)がおすすめです。
桂坂口と同じエリアの定番スポットへアクセスでき、利用者が少ないため混雑を避けてスムーズに入園できます。また、瓢池や夕顔亭といった落ち着いたエリアからゆっくりスタートしたい方には、蓮池門口(徒歩約2分)も良い選択肢です。
自分たちのペースで兼六園を楽しむために、混雑状況に合わせて入口を使い分けてみてください。
よくある質問(FAQ)
まとめ
桂坂口は、兼六園の7つある入口の中でもっとも多くの観光客に選ばれている定番の入口です。
アクセスのしやすさ、入った瞬間の景観の美しさ、散策ルートとしての使いやすさ、どれをとっても優れており、はじめて兼六園を訪れる方には迷わずおすすめできる入口です。
早い時間帯に訪れると混雑を避けながらゆっくり散策できます。霞ヶ池のほとりに立ち、徽軫灯籠と一緒に写真を撮りながら、兼六園の思い出をつくってみてください。