小立野口から入る兼六園|アクセス・見どころなど解説

兼六園を訪れたいけれど、坂道や階段が心配。そんな方にぜひ知っておいてほしい入口があります。

小立野口(こだつのぐち)は、7つある兼六園の入口の中で、唯一フラットな道が続く段差の少ない入口です。

車いすやベビーカーをご利用の方はもちろん、足腰に不安がある方やお孫さんと一緒に訪れる方にも安心しておすすめできる入口です。

このサイトは、40代で石川県に移住した運営者が好奇心で何度も歩いて確かめた金沢、石川県の観光ガイドです。

その経験から、小立野口は、入口の使いやすさだけでなく、じわじわと兼六園の核心へ近づいていく独特の散策体験も魅力の1つだと思います。ただし、事前に知っておくべきポイントもあるため、散策前に少しだけ予習しておくことをおすすめします。

この記事を読み終えると、以下のことが理解できます。

  • 小立野口の場所と、バス・車・徒歩それぞれのアクセス方法
  • 小立野口へ行くための正しいバスの選び方
  • 入口を抜けてすぐに見られる観光スポットの特徴と見どころ 
  • 小立野口ならではの散策ルートの楽しみ方
  • 小立野口はバスや徒歩でのアクセスに向いていない理由

はじめて兼六園を訪れる方も、久しぶりに訪れる方も、ぜひ旅行前にご一読ください。

目次

小立野口とはどんな入口?

小立野口と観光スポットの位置関係

小立野口は、兼六園の東側に位置する入口です。7つある入口の中で、唯一坂道や階段のないフラットな道から入れる入口で、「だれでも安心して入れる入口」として知られています。

車いすやベビーカーをご利用の方でも安心して入園でき、足腰に不安がある方やお孫さんと一緒に訪れるご家族にも、自信をもっておすすめできる入口です。

小立野口のもうひとつの魅力は、「じわじわと兼六園の核心に近づいていく」散策体験です。奥へ進むにつれて徐々に兼六園を代表する景観へとたどり着きます。一歩一歩、兼六園の世界に引き込まれていくこの感覚は、ほかの入口とは一味違う楽しみ方です。

小立野口へのアクセス

バスでお越しの方

金沢駅からバスを利用する場合は、北陸鉄道バスの路線バスに乗り、「出羽町」バス停で下車してください。バス停から小立野口までは徒歩約2〜3分ほどです。

城下まち金沢周遊バスは小立野口の近くには通っていないため、路線バスのご利用をおすすめします。金沢駅からの所要時間は15分ぐらいが目安です。時間帯や路線によって待ち時間が異なるため、金沢駅の交通案内所で事前に確認しておくと安心です。

車でお越しの方

車でお越しの場合は、公営の駐車場であれば本多の森駐車場が最寄りの駐車場になります。入口まで徒歩約7〜8分ほどです。

また、民間企業が運営している「兼六園上パーキング」からは徒歩2~3分ぐらいです。

徒歩でお越しの方

小立野口は随身坂口と同じで石川県立美術館・国立工芸館などの周辺観光スポットから歩く流れで利用できる入口のひとつ。周辺の案内板を確認しながら歩くとたどり着きます。

入口を入るとすぐ見えるもの 

小立野口から入園してすぐの場所には、兼六園の中でも比較的訪れる人が少ない、落ち着いたエリアが広がっています。にぎやかな桂坂口周辺とは対照的に、静かな自然の中をゆっくりと歩き始めることができます。

山崎山(やまざきやま)

小立野口から入るとすぐ目に入るのが山崎山です。秋になると山全体が紅葉に染まり、兼六園の中でも特に美しい紅葉スポットとして知られています。

曲水(きょくすい)

山崎山のそばを流れる、細い水路です。辰巳用水からつながる流れで、その水辺の風景が散策路に静かな彩りを添えています。

龍石(りゅうせき)

曲水のそばに位置する、龍が横たわっているように見える大きな自然石です。その独特の形から「龍石」と名付けられており、兼六園の中でも知る人ぞ知るユニークなスポットのひとつです。

小立野口からの散策ルート

小立野口から時計回りに散策するルートのイメージ図

兼六園の公式サイトでは、園内を時計回りで散策するルートを推奨しています。小立野口からもそのまま時計回りに進んでいくと、兼六園全体をバランスよく回ることができます。

小立野口からのルートは「静かなエリアからスタートして、じわじわと兼六園の核心へ近づいていく」感覚が楽しめる散策コースです。まず山崎山・曲水・龍石の落ち着いたエリアからスタートし、霞ヶ池方面へ向かわずに曲水に沿って梅林の方へ進むのがポイントです。

梅林・根上松エリアを楽しみながら進んでいくと、やがて瓢池・翠滝・夕顔亭の静かな景観へとたどり着きます。さらに奥へ進むにつれて、霞ヶ池・徽軫灯籠・唐崎松といった兼六園を代表する景観が目の前に広がります。「最初は静かだったのに、いつの間にか兼六園の核心にいる」というこの感覚が、小立野口ならではの楽しみ方です。

所要時間は、ゆったり回った場合で1時間30分〜2時間が目安です。フラットな道が続くため足腰への負担が少なく、ゆっくりとしたペースで無理なく散策できます。園内にはベンチがたくさんありますので、疲れを感じたら無理せず休憩を挟みながら、ふたりのペースで楽しんでください。

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こんな方におすすめ 

小立野口は、次のような方に特におすすめの入口です。

足腰に不安がある方・車いす・ベビーカーをご利用の方 

7つある入口の中で唯一、坂道や階段のないフラットな道から入れる入口です。足腰への負担が少なく、車いすやベビーカーをご利用の方でも安心して入園できます。

お孫さんや小さなお子さんと一緒に訪れる方 

段差がなく安全に歩ける道が続くため、小さなお子さんと一緒でも安心です。ゆっくりとしたペースで自然を楽しみながら散策できます。

人混みを避けてゆっくり散策したい方 

利用者が少なく、混雑するシーズンでも落ち着いた雰囲気で入園できます。静かな自然の中からスタートする散策は、ほかの入口では味わえない特別な体験です。

じわじわと兼六園の景観を楽しみたい方 

最初は静かなエリアからスタートし、奥に進むにつれて兼六園の代表的な景観へとたどり着く。この「だんだんと世界が広がっていく」感覚を楽しみたい方にぴったりです。

ただ、小立野口は観光に特化した「城下まち周遊バス」が近くに通っていないため、タクシーや車での移動をおすすめします。

注意したいところ

金沢駅からバスを利用する場合は、城下まち周遊バスは近くに通ってないので、北陸鉄道バスの路線バスに乗ってください。時間帯や路線によって待つバス停は違うので交通案内所で確認しておくと安心です。

また、小立野口はバスや徒歩でのアクセスよりも、車やタクシーなどの移動手段との相性がよい入口です。ご自身の移動手段に合わせて、入口の選択も合わせてご検討ください。バスを利用する場合は、アクセスのしやすい桂坂口や蓮池門口を選ぶのもひとつの方法です。

入口選びに迷ったら? 7つの入口を目的・状況別にまとめた比較記事。旅行前にさっと確認するだけで、入口選びに迷わなくなります。

お急ぎですか? こちらでは、入口の場所・アクセス・坂道・車いす対応を一覧でまとめた記事で「サクッ」と比較できます。

よくある質問(FAQ)

小立野口はどこにありますか?

小立野口は兼六園の東側に位置する入口です。「出羽町」バス停から徒歩約2〜3分ほどでたどり着きます。

金沢駅から小立野口へはどうやって行きますか?

北陸鉄道バスの路線バスに乗り、「出羽町」バス停で下車してください。所要時間は約15分が目安です。城下まち周遊バスは近くに通っていないため、路線バスのご利用をおすすめします。

車で行く場合、どこに停めればいいですか?

公営駐車場であれば本多の森駐車場が最寄りで、小立野口まで徒歩約7〜8分ほどです。民間の「兼六園上パーキング」を利用すれば徒歩2〜3分ほどと、さらに便利です。

小立野口から散策するとどのくらい時間がかかりますか?

ゆったり回った場合で1時間30分〜2時間が目安です。フラットな道が続くため足腰への負担が少なく、園内のベンチで適度に休憩を挟みながら自分たちのペースで楽しめます。

車いすやベビーカーでも利用できますか?

はい、小立野口は7つある入口の中で唯一フラットな道が続くバリアフリー対応の入口です。車いすやベビーカーをご利用の方でも安心して入園できます。ただし、園内すべてがバリアフリー対応というわけではないため、事前に兼六園公式サイトまたは管理事務所にご確認ください。

小立野口はバスや徒歩でのアクセスに向いていますか?

城下まち周遊バスが近くに通っていないため、バスでのアクセスはやや不便です。車やタクシーとの相性がよい入口です。バスを利用する場合は、アクセスのしやすい桂坂口や蓮池門口を選ぶのもひとつの方法です。

まとめ

小立野口は、7つある兼六園の入口の中で唯一フラットな道が続く、だれもが安心して入れる入口です。坂道や階段への不安なく入園できるため、足腰に不安がある方、車いすやベビーカーをご利用の方、お孫さんと一緒に訪れる方にも、自信をもっておすすめできます。

また、静かなエリアからスタートし、曲水に沿って歩きながら奥へ進むにつれて兼六園の代表的な景観へとじわじわと近づいていく散策体験は、ほかのどの入口とも違う、小立野口ならではの楽しみ方です。途中で見つける龍石など、ガイドブックには載りにくい小さな発見も、散策をより豊かなものにしてくれます。

入口選びができたら、次は兼六園の回り方も確認しておきましょう。所要時間の目安や定番スポットの見どころ、おすすめの散策ルートを詳しく解説しています。

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