
兼六園の定番スポットを楽しみたいけれど、桂坂口の混雑が心配。そんな方にぜひ知っておいてほしいのが桜ヶ岡口(さくらがおかぐち)です。
桜ヶ岡口(さくらがおかぐち)は、もっとも人気の高い桂坂口のすぐ近くに位置しながら、利用者が少ない穴場的な入口。
このサイトは、40代で石川県に移住した運営者が好奇心で何度も歩いて確かめた金沢、石川の観光ガイドです。
その経験から、桜ヶ岡口は「桂坂口の混雑を避けたいときの切り札」とも呼べる存在だと思いました。ただし、事前に知っておくべきポイントもあるため、散策前に少しだけ予習しておくことをおすすめします。
この記事を読み終えると、以下のことが理解できます。
- 桜ヶ岡口の場所と、バス・車・徒歩それぞれのアクセス方法
- 桜ヶ岡口からの散策ルートの流れと所要時間の目安
- 桜ヶ岡口がおすすめできない方とその理由
- 桜ヶ岡口を団体客が利用した際の混雑への対処法
- 春の桜シーズンに桜ヶ岡口が特におすすめな理由
はじめて兼六園を訪れる方も、久しぶりに訪れる方も、ぜひ旅行前にご一読ください。
桜ケ岡口とはどんな入口?

桂坂口と同じエリアに位置しながら、利用者が少ないため混雑を避けてスムーズに入園できます。入口から階段を上がっての入場となりますが、階段を上り切ると兼六園を代表するスポットへすぐにアクセスできます。
「定番の景色を最初に見たいけれど、桂坂口の人混みは避けたい」という方にとって、桜ヶ岡口はまさに理想的な選択肢です。
桜ケ岡口へのアクセス
バスでお越しの方
金沢駅からバスを利用する場合は、城下まち金沢周遊バス(左回りルート)または路線バスに乗り、「兼六園下・金沢城」バス停で下車してください。バス停から桜ヶ岡口までは徒歩約2〜3分ほどです。
金沢駅からの所要時間は約20分が目安です。
※バスは左回り・右回りとありますが、どちらのバスも兼六園に着きます。右回りに乗っても10分ほどのロスで済みますので、ご安心ください。
車でお越しの方
車でお越しの場合は、兼六駐車場(兼六園観光駐車場)が最寄りの駐車場です。桜ヶ岡口まで徒歩約5分ほどです。
兼六駐車場は480台と収容台数が多く、普通車・大型バスともに対応しています。桜の季節や大型連休中は満車になることもありますので、時間に余裕をもってお越しください。
徒歩でお越しの方
金沢城公園からアクセスする場合、石川門を出て石川橋を渡り、桂坂口に向かわずタクシー乗り場の方へ進むと桜ヶ岡口の階段が見えてきます。
入口を入るとすぐ見えるもの
桜ヶ岡口から階段を上り切ると、桂坂口と同じエリアに出るため、兼六園を代表する定番の景観が目の前に広がります。混雑を避けながらも、兼六園らしい景色をすぐに楽しめるのが桜ヶ岡口の大きな魅力です。
徽軫灯籠(ことじとうろう)

兼六園のシンボルともいえる石灯籠です。2本の脚の長さが異なる独特の形が特徴で、霞ヶ池のほとりに静かにたたずむ姿は、数多くの写真や絵はがきにも使われてきました。
霞ヶ池(かすみがいけ)

兼六園の中央に位置する、園内で最も大きな池です。面積は約6,000平方メートルにおよび、四季折々の景色を水面に映し出します。ただ、深さは約1~1.5メートルと意外と浅く大人が立てる深さみたいです。
唐崎松(からさきのまつ)

霞ヶ池のほとりに枝を大きく広げる黒松で、兼六園で最も枝ぶりが見事な松といわれています。冬になると雪の重みから枝を守るために「雪吊り」が施され、兼六園の冬の風物詩として親しまれています。
桜ケ岡口からの散策ルート

桜ヶ岡口から入ると、桂坂口と同じエリアに出ます。兼六園の公式サイトでは園内を時計回りで散策するルートを推奨しており、桜ヶ岡口はその時計回りルートの起点としてとても使いやすい入口です。
入ってすぐ霞ヶ池・徽軫灯籠の景観を楽しみながら、曲水沿いをゆっくり歩いていくと雁行橋が見えてきます。そのまま進むと明治紀念之標・山崎山へと続き、曲水沿いを散策しながら戻ると根上松・梅林のエリアを経て、瓢池・翠滝・夕顔亭の落ち着いたエリアへとたどり着きます。
「兼六園の定番スポットから始まり、奥へ進むにつれてさまざまな表情を楽しめる」というルートが、桜ヶ岡口からの散策の醍醐味です。
所要時間は、ゆったり回った場合で1時間30分〜2時間が目安です。写真を撮りながらのんびり歩く場合や、時雨亭(しぐれてい)でお抹茶を一服しながら庭の景色をゆっくり眺める場合は、もう少し時間に余裕をみておくとよいでしょう。焦らず、ふたりのペースで楽しんでください。
再入場ルールを知って金沢観光をもっと快適に!旅行前に知っておきたい再入場ルールをわかりやすく解説しました!

こんな方におすすめ
桜ヶ岡口は、次のような方に特におすすめの入口です。
桂坂口の混雑を避けたい方
桂坂口と同じエリアの定番スポットへアクセスできながら、利用者が少ないため混雑を避けてスムーズに入園できます。「桂坂口は混んでいそうだな」と感じたときは、迷わずこちらの入口をご利用ください。
定番スポットをゆっくり楽しみたい方
徽軫灯籠・霞ヶ池・唐崎松といった兼六園の定番スポットへすぐにアクセスできます。
春の桜を楽しみたい方
桜ヶ岡口という名前にふさわしく、春には入口周辺に桜が咲き誇ります。桂坂口の混雑を避けながら、桜に包まれた兼六園を楽しみたい方にぴったりです。
金沢城と合わせて観光したい方
金沢城公園の石川門から石川橋を渡ってすぐの距離にあり、金沢城と兼六園をセットで観光するルートにも便利な入口です。
注意したいところ
桜ヶ岡口は階段のある入口です。桂坂口が混んでいるからといって、足腰に不安がある方や車いす・ベビーカーをご利用の方には残念ながらおすすめできません。段差のないフラットな道が続く小立野口をご利用ください。
また、穴場的な入口ではありますが、団体客が利用することもあります。その際は階段が一時的に混雑し、スムーズに入園できないこともあります。団体客と重なってしまった場合は、焦らずそのまま桂坂口へ移動するのがおすすめです。桂坂口まではすぐ目の前ですので、状況を見ながら柔軟に入口を使い分けてみてください。
入口選びに迷ったときは? 7つの入口を目的別・状況別にまとめた比較記事が参考になります。旅行前にさっと確認するだけで、当日の入口選びに迷わなくなります。

お急ぎですか? こちらでは、7つの入口の場所・アクセス・坂道の有無・車いす対応を一覧でまとめた記事で「サクッ」と比較できます。

よくある質問(FAQ)
まとめ
桜ヶ岡口は、兼六園の中でも知る人ぞ知る穴場的な入口です。桂坂口のすぐ近くに位置しながら利用者が少なく、混雑を避けながら徽軫灯籠・霞ヶ池・唐崎松といった兼六園の定番スポットをゆっくりと楽しめます。
「桂坂口は人が多そうだな」と感じたときは、ぜひ迷わず桜ヶ岡口へ。階段を上り切ったその先には、桂坂口と変わらない兼六園らしい景観が、より落ち着いた雰囲気の中で待っています。
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入口選びができたら、次は兼六園の回り方も確認しておきましょう。所要時間の目安や定番スポットの見どころ、おすすめの散策ルートを詳しく解説しています。
