
兼六園を訪れる前に、神社にも立ち寄りたい。そんな方にぜひ知っておいてほしい入口があります。
随身坂口(ずいしんざかぐち)は、入口のすぐそばに金沢神社と金城霊沢(きんじょうれいたく)がある、参拝と兼六園散策をセットで楽しめる入口です。
このサイトは、40代で石川県に移住した運営者が好奇心で何度も歩いて確かめた金沢、石川の観光ガイドです。
その経験から、随身坂口は、特に梅の季節に訪れる方に強くおすすめしたい入口です。ただし、事前に知っておくべきポイントもいくつかあります。散策前に少しだけ予習しておくと、当日がぐっと充実したものになります。
この記事を読み終えると、以下のことが理解できます。
- 随身坂口の場所と、バス・車・徒歩それぞれのアクセス方法
- 金沢駅からの正しいバスの選び方
- 入口を抜けてすぐに見られる観光スポットの特徴と見どころ
- 随身坂口を起点にした散策ルートの流れと所要時間の目安
- 梅の季節(2月下旬〜3月中旬)に入園がおすすめな理由
はじめて兼六園を訪れる方も、久しぶりに訪れる方も、ぜひ旅行前にご一読ください。
随身坂口とはどんな入口?

随身坂口は、兼六園の東側に位置する入口です。7つある入口の中で、「兼六園に入る前からすでに観光が始まっている」と感じられる入口です。
随身坂口へのアクセス
バスでお越しの方
金沢駅からバスを利用する場合は、北陸鉄道バスの路線バスに乗り、「出羽町」バス停で下車してください。金沢駅からの所要時間は約15分が目安です。バス停から随身坂口までは徒歩約5〜6分ほどです。
また、金沢市が運営している金沢ふらっとバス「菊川ルート」の「国立工芸館・県立美術館」バス停も近くにありますが、金沢駅からは運航していませんのでご注意ください。
金沢ふらっとバスは、近くの観光地へ行くのに便利なバスですが、金沢駅から兼六園に直接行くときはほとんど使いません。
車でお越しの方
車でお越しの場合は、本多の森駐車場が最寄りの駐車場です。随身坂口まで徒歩約5〜6分ほどです。
本多の森駐車場は400台と収容台数が多く、兼六駐車場の次に大きい駐車場です。桜の季節や大型連休中は満車になることもありますので、時間に余裕をもってお越しください。
徒歩でお越しの方
随身坂口へ歩いてアクセスする場合は、金沢神社を目指して進むのがわかりやすいです。
金沢神社を抜けた先に随身坂口があります。観光に便利な城下まち周遊バスは随身坂口の近くに止まらないため、石川県立美術館や国立工芸館などの周辺観光をしながら歩いて向かうのがおすすめです。
入口を入るとすぐ見えるもの
随身坂口から入園してすぐの場所には、早春の風情が漂う景観が広がっています。梅の季節には、白や紅の梅の花が出迎えてくれ、兼六園のまた違った表情を楽しめます。
金沢神社

学問の神様として知られる菅原道真公を御祭神として祀っており、学業成就や合格祈願のほか、金運・縁結びのご利益があるとして地元の人々にも親しまれています。
金城霊沢(きんじょうれいたく)

加賀藩の祖・前田利家が金沢城に入城した際に金の鶏が舞い降りたと伝えられる湧き水で、「金沢」という地名の由来になったとも言われています。
梅林(ばいりん)

随身坂口から入るとすぐ近くにあるのが、兼六園の梅林です。約200本の梅の木が植えられており、2月下旬から3月中旬にかけて白・紅・ピンクさまざまな色の梅の花が咲き誇ります。
随身坂口からの散策ルート

兼六園の公式サイトでは、園内を時計回りで散策するルートを推奨しています。随身坂口からもそのまま時計回りに進んでいくと、兼六園全体をバランスよく回ることができます。
随身坂口から入ると、まず梅林エリアからスタートします。2月下旬から3月中旬の梅の季節には白・紅・薄ピンクの梅の花が出迎えてくれますが、それ以外の季節でも緑豊かな落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと散策をスタートできます。
梅林をゆっくり見て回った後、時計回りに進んでいくと瓢池・翠滝・夕顔亭の静かな景観へとたどり着きます。
さらに進むと、霞ヶ池・徽軫灯籠・唐崎松といった兼六園を代表する定番スポットが目の前に広がります。「季節の見どころからスタートして、じっくりと兼六園の魅力を味わいながら進んでいく」感覚が、随身坂口からのルートならではの充実感です。
所要時間は、ゆったり回った場合で1時間30分〜2時間が目安です。写真を撮りながらのんびり歩く場合や、途中のベンチで休憩を挟む場合は、もう少し時間に余裕をみておくとよいでしょう。焦らず、ふたりのペースでゆっくりと楽しんでください。
再入場ルールを知って金沢観光をもっと快適に!旅行前に知っておきたい再入場ルールをわかりやすく解説しました!

こんな方におすすめ
随身坂口は、次のような方に特におすすめの入口です。
梅の季節に兼六園を訪れたい方
2月下旬から3月中旬の梅の季節は、随身坂口からの入園が特におすすめです。入口を抜けてすぐに梅林が広がり、早春ならではのしっとりとした兼六園の表情を楽しめます。桜シーズンほど混雑しないため、ゆっくりと梅を鑑賞できます。
金沢神社にも参拝したい方
随身坂口のすぐそばに金沢神社と金城霊沢があり、参拝と兼六園散策をセットで楽しめます。「せっかく金沢に来たなら神社にも立ち寄りたい」という方にはぴったりの入口です。
人混みを避けてゆっくり入園したい方
桂坂口や蓮池門口と比べて利用者が少なく、落ち着いた雰囲気で入園できます。混雑するシーズンでも、自分たちのペースでのんびりと散策をスタートできます。
ただし、随身坂口も観光シーズンや梅・桜のシーズンは混雑することがあります。
注意したいところ
金沢駅からバスを利用する場合は、城下まち周遊バスは近くに通ってないので、北陸鉄道バスの路線バスに乗ってください。時間帯や路線によって待つバス停は違うので交通案内所で確認しておくと安心です。
また、金沢市が運営している金沢ふらっとバスの「国立工芸館・県立美術館」バス停は近くの観光地からアプローチする方は活用してみて下さい。
入口選びに迷ったときは? 7つの入口を目的別・状況別にまとめた比較記事が参考になります。旅行前にさっと確認するだけで、当日の入口選びに迷わなくなります。

お急ぎですか? こちらでは、7つの入口の場所・アクセス・坂道の有無・車いす対応を一覧でまとめた記事で「サクッ」と比較できます。

よくある質問(FAQ)
まとめ
随身坂口は、金沢神社への参拝、金城霊沢との出会い、梅林の早春の景色など、ほかの入口にはない見どころが入口のすぐそばに揃った、個性豊かな入口です。
特に梅の季節は、随身坂口からの入園が兼六園をもっとも美しく楽しめるタイミングのひとつです。桜シーズンほど混雑せず、しっとりとした早春の空気の中で、ゆっくりと梅の香りを楽しみながら散策できます。
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入口選びができたら、次は兼六園の回り方も確認しておきましょう。所要時間の目安や定番スポットの見どころ、おすすめの散策ルートを詳しく解説しています。
